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09.19
Fri
「2日間、今思うと、どんな気持ちで過ごしてきた?」

アクティビティをベースに、そのときの気持ちのあがりさがりをつけてみました。

ふりかえり_3組

それを眺めながら、みんなでおしゃべり。

「あの時失敗して、おちこんだよねー!」
「ここ、みんなの気持ちがけっこう違ってたんだね。」
「へー、そんなこと感じてたんだ」
「私の方が上!」「わたし~!」

質問で場をつくることにこだわりすぎていると、なかなか対話が参加者のものになっていかないことがあります。
ぼくと質問に答える人とのやりとりがつづいてしまったり、場がぼくのリードを待っていたり。

対話を刺激するようなツールや、対話の受け皿になるような仕組みを準備して、ファシリテーターが離れると、案外対話が始まってくることもあります。

いつもいつも、グループの様子を的確にとらえて、筋道だった方法を選んで、ファシリテーションをしているはずもなく。。
「こうしてみたらどうかなあ」
「こんなふうに進めてみると何か起こらなかなあ」
「これに引っかからないなら、こうしてみたり…」
試しながらのところも、大きいのです。


他の人の感じ方に引っ張られてしまうから、まず一人ずつ点数をつけて、その点数の部分にドットシールを貼る、というやり方もできるなあ。
写真のふりかえりでは、そんなふうにも感じました。


アンディ


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07.09
Wed
ふりかえりの質問には「枠をつける質問」と「枠をこわす質問」という、ひとつの分け方があると考えています。
「枠をつける質問」とは、質問された人の思考のプロセスをガイドし、言語化するのを助ける質問。

例えば、
「どんなことがあった?その時どんなふうに感じてた?」
「それって、グループの何が表れていたのかなあ?」
「じゃあ、そのことって次の活動にはどんなふうにつなげられそう?」
起こったことを追体験しながら、そのことから気づきや学びを引き出せるよう、思考の歩幅が広くないような質問をテンポよく投げかけていきます。

または、
「今の活動について、“リーダとフォロワー”ということについて、どんなふうに感じる?」
「さっきの活動が終わってみんなで話をした時に“共通理解”というキーワードが出ていたけれど、今の活動ではどうだった?」
<何について>考えたり話したりすればよいのか、という枠組みを渡すことで、ふりかえりやすくします。

多くの場合は、この「枠をつける質問」を投げかけます。言葉にするのは簡単ではないし、早まってしまうと言葉だけがぽかんと浮かんだふりかえりになってしまうので、出来事やその時の気持ちが言葉に乗っかるように、小さな歩幅で進んでいきます。


でもそれだけではなく、「枠をこわす質問」というのがあります。
「枠をこわす質問」とは、「うーん、そんなこと考えたこともなかったなあ」とか、「なるほど、うまく言葉にならないけれど(考えた先に)何かありそう」と思考の枠組みがばんっと広がる(こわれる)ような質問です。

アーロンというPA Inc.のスタッフのプログラム帯同した時のこと。
ジャイアントシーソーというエレメントを使って活動をして、一通りそこでの出来事をふりかえったあと、
「みんなは、これまで(の人生で)どんな時にバランスのことを考えた?」
と問いかけました。
「うーん…」とうなる参加者。でもこの「うーん…」は、みんながぐっと考え込んでいる、うーん。活動の中で、身体を通してバランスをとるということや、集団のバランスということが体感されているからこそ、「うーん…」とうなれる。
しかも、こういう「枠をこわす質問」って、問いかける相手の中に自分も含まれていると思うんです。ファシリテーター自身も、「うーん…」と考える。

08-01@15-43-42-557_R.jpg



今度は自分の事例。
タイムトライアルの(達成するまでの時間を縮めていく)活動はよく、「できるだけ早いタイムを出してください」というインストラクションで始めます。
そのふりかえりで、「今の活動は達成だったと思いますか?それとも、達成していないと思いますか?」と尋ねたことがあります。
ある人は、「タイムがどんどん縮まっていって、思ってもみないタイムが出たから達成だと思う」と言い、ある人は「でも、最後の一回でミスしてしまった。あのミスがなければもっと早いタイムが出ていたかもしれないから、達成していないと思う」と言いました。また、「『できるだけ早いタイム』だから、今のタイムでも達成でしょ」と言う人もいました。
それぞれが持っている「達成する」という概念が刺激されて、そこから目標設定についてのふりかえりが深まっていきました。


書きながら、はっきり区別できていないような気もするけど。。
でも、「枠をつける質問」はこれからも上手になりつつ、やっぱり「枠をこわす質問」ができるファシリテーターになりたいと思います。

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07.07
Mon
こんな問いかけをしてみた。
こんな道具を、こんなふうに使ってみた。
こんなやりとりが聞けて、いい時間だった。

「ふりかえり」の周辺の出来事を、書いてみようと思います。
タイトルは「今日のふりかえり」です。

第一回は土曜日の、おとなの人たちとのプログラムでのこと。


*いつもの自分とつながる問いかけ
TPシャッフルという、丸太のうえで落ちないように並び変わる活動でのこと。
難しくない設定で遊んだあと、こんな課題に取り組んでみました。

TPクラス作り2013DSC00648(写真は当日のものではありません)

「普段の自分を思い浮かべながら聞いてみてください。話すのと聞くのでいうと、どちらかと言えば話すほうが好きだ、得意だ、話す役割を担うことが多いですか?それとも、聞くほうが好きだ、得意だ、聞く役割を担うことが多いですか?」
「いつもの自分とは違う特性に取り組んでみると、見える何かがあるかもしれません。普段、話すほうが好きだ得意だ、トいう人は『話すことはできない、でも見ることはできる』という役割で、普段聞くほうが好きだ得意だ、という人は『話すことはできる、でも見ることはできない』という役割で、課題にトライしてみてください。」

なかなか、難しい課題です。時間はかかったけれど、試行錯誤のすえの達成。活動中の出来事をふりかえって、次の活動に持っていけるキーワードを挙げたあと、こんなふうに問いかけました。

「(いつもとは違う役割で)活動をしていた自分と普段の自分、どんなふうに関係していますか?」

この時は特に言葉にしてもらわずに、問いだけを渡して休憩に入りました。
みんな、どんなことを考えていたのだろう。


*カードを使って一日をふりかえる

全ての活動が終わって一日をふりかえるとき、「フルバリューカード(写真)としるらないカード」(カードのことはまた今度!)を並べて、こんなふうに話しました。

DSC05838.jpg

「実は、今日いちにちのことを、ブックレットにまとめたいという話があって。フィクションなんですけどね。笑
一人に一冊、自分にとっての出来事やそこで感じたことなどを小冊子にまとめてくれるということなんだけど、そのブックレットの表紙を、このカードから選んでみようと思います。写真でもイラストでもいいし、1枚でも2枚でもいい。自分だけのブックレットにぴったりのカードをみつけてみてください。」

「今日一日を表しているカードは?」とシンプルに聞くこともできるけれど、今日は少し物語の力をかりて。
それぞれに違う17のストーリーが聞けて、いい時間でした。


ふりかえりは、また次の始まりを内包しているものです。
「今日のふりかえり①」おわり。


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