05.26
Mon
日曜日に、「アイスブレイク」をテーマにした講座を担当させていただきました。
今年で3年目の講座。
去年のふりかえりを踏まえて、今回大切にしたことは、
「アイスブレイク=盛りあがるゲーム、と受け取られないような伝え方」
でした。
人との関係の中での緊張感は人それぞれ違っていて、そのほどけ方もまちまちです。
身体を動かしたりわーっと盛りあがる中で人と関わる方が、関係がつくりやすいと言う人もいます。
おだやかにお互いのことを話す中で、ゆっくりと初対面の緊張感がほどけていく人もいます。
プロジェクトアドベンチャーの活動は、動き回ったり、声を出したりしながら、楽しさにまぎれて人と関われるものがたくさんあります。でも、それが「すべて」ではない。
楽しませないと、盛り上げないと、なんて思っていたら、やる方が緊張してしまいますよね。
そして、そんな「盛り上がりの強要」みたいなものについて行けない人も、あんがい少なくないと思うんです。
午前はいろんなアクティビティを体験しながら、ゲームを通したアイスブレイクを体感しました。午後に、「しるらないカード」(ぼくが企画して、あるスタッフと一緒につくったカード!)を使って、じっくりお互いのことを話す時間をとりました。
そのあと、午前の活動的なアイスブレイク、午後のじっくり対話のアイスブレイク、どちらが自分にとって心地いいですか?と問いかけてみると、3分の2が前者、3分の1が後者とのこと。そうやって、自分の感じ方と違う人が目の前にいるということが、アイスブレイクとは!という思い込みがほぐれる体験になったのかな、と感じています。
「アイスブレイクの構造」として、どんな視点を持ってアクティビティを組み立てているか、について話をしました。
ちょっとだけ、ご紹介です。

今年で3年目の講座。
去年のふりかえりを踏まえて、今回大切にしたことは、
「アイスブレイク=盛りあがるゲーム、と受け取られないような伝え方」
でした。
人との関係の中での緊張感は人それぞれ違っていて、そのほどけ方もまちまちです。
身体を動かしたりわーっと盛りあがる中で人と関わる方が、関係がつくりやすいと言う人もいます。
おだやかにお互いのことを話す中で、ゆっくりと初対面の緊張感がほどけていく人もいます。
プロジェクトアドベンチャーの活動は、動き回ったり、声を出したりしながら、楽しさにまぎれて人と関われるものがたくさんあります。でも、それが「すべて」ではない。
楽しませないと、盛り上げないと、なんて思っていたら、やる方が緊張してしまいますよね。
そして、そんな「盛り上がりの強要」みたいなものについて行けない人も、あんがい少なくないと思うんです。
午前はいろんなアクティビティを体験しながら、ゲームを通したアイスブレイクを体感しました。午後に、「しるらないカード」(ぼくが企画して、あるスタッフと一緒につくったカード!)を使って、じっくりお互いのことを話す時間をとりました。
そのあと、午前の活動的なアイスブレイク、午後のじっくり対話のアイスブレイク、どちらが自分にとって心地いいですか?と問いかけてみると、3分の2が前者、3分の1が後者とのこと。そうやって、自分の感じ方と違う人が目の前にいるということが、アイスブレイクとは!という思い込みがほぐれる体験になったのかな、と感じています。
「アイスブレイクの構造」として、どんな視点を持ってアクティビティを組み立てているか、について話をしました。
ちょっとだけ、ご紹介です。

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04.01
Tue
3月29日の土曜日、高尾の森わくわくビレッジにて、「クラスのちからを生かす」研修会の第2回を行いました。
テーマは「クラスでアクティビティを使いこなす!①~アイスブレイカー/ウォームアップ編」。4月のスタートから、クラスを暖める、クラスを耕す、ためのアクティビティを体験したり、その実践について考えるようなワークショップです。
内容はこんな感じ。
<午前>
・アクティビティの分類(今日のワークショップではここのところを扱いますよ~)
・アクティビティ体験(からだを動かしたり、名前をつかったり、笑ったりなんだり)
・アクティビティの中でやっていること(アドベンチャーウエーブに沿って)
<午後>
・45分のモデルシークエンス(教室バージョン.と体育館バージョン)
・インストラクションドリル

やりたいことはたくさんあって、どこをガマンするか…という感じでしたが、いい一日になりました。
スタートの時に、「何かを知ったり何かができるようになって帰ってもらえることもうれしいですが、『なんだか新年度楽しみになったなあ』と思って帰ってもらえるとすごくうれしいです」と話しました。
そんな時間になっていたらと願っています。
新しい1年の始まり、心から応援しています。
テーマは「クラスでアクティビティを使いこなす!①~アイスブレイカー/ウォームアップ編」。4月のスタートから、クラスを暖める、クラスを耕す、ためのアクティビティを体験したり、その実践について考えるようなワークショップです。
内容はこんな感じ。
<午前>
・アクティビティの分類(今日のワークショップではここのところを扱いますよ~)
・アクティビティ体験(からだを動かしたり、名前をつかったり、笑ったりなんだり)
・アクティビティの中でやっていること(アドベンチャーウエーブに沿って)
<午後>
・45分のモデルシークエンス(教室バージョン.と体育館バージョン)
・インストラクションドリル

やりたいことはたくさんあって、どこをガマンするか…という感じでしたが、いい一日になりました。
スタートの時に、「何かを知ったり何かができるようになって帰ってもらえることもうれしいですが、『なんだか新年度楽しみになったなあ』と思って帰ってもらえるとすごくうれしいです」と話しました。
そんな時間になっていたらと願っています。
新しい1年の始まり、心から応援しています。
03.24
Mon
ある大学の研修で、「リーダーシップ」について考えるプログラムをやりました。参加者がわかりやすくリーダーシップを引き受けている人たち(部活のキャプテンなど)ではなかったため、いろんなアクティビティの中で起こったことを「リーダーシップ」という窓からのぞいてみる時間にしようと考えました。
「リーダーシップ」と「リーダーシップが活かされるグループに必要なもの」というテーマで、体験の中で気づいたことを付箋に書き、模造紙に可視化しながら進めました。

たくさんの付箋に埋められた模造紙を見て、「どんな感じがする?」と尋ねると、
「結局、真ん中のところにたくさん貼られてる」
「リーダーシップを活かすものは、リーダーシップそのものでもあるってこと?」
おもしろいなあ…と思いながら聞いていました。たぶん、「自分はリーダーだと思う人?」と尋ねると、ほとんど手が上がらないメンバー。でも、「リーダーシップを活かす行動」としてやっていたことが、他の人から見るとリーダーシップに見えるのだという気づきがありました。
僕たちは、いつも集団をリードする行動をとっているのだと思います。
みんなが、いるだけで集団に影響している。そう思います。
「リーダーシップ」と「リーダーシップが活かされるグループに必要なもの」というテーマで、体験の中で気づいたことを付箋に書き、模造紙に可視化しながら進めました。

たくさんの付箋に埋められた模造紙を見て、「どんな感じがする?」と尋ねると、
「結局、真ん中のところにたくさん貼られてる」
「リーダーシップを活かすものは、リーダーシップそのものでもあるってこと?」
おもしろいなあ…と思いながら聞いていました。たぶん、「自分はリーダーだと思う人?」と尋ねると、ほとんど手が上がらないメンバー。でも、「リーダーシップを活かす行動」としてやっていたことが、他の人から見るとリーダーシップに見えるのだという気づきがありました。
僕たちは、いつも集団をリードする行動をとっているのだと思います。
みんなが、いるだけで集団に影響している。そう思います。